TODAY POST #2
日通倉庫が再び焼失
7月26日早朝、ビンズオン省の日本通運株式会社の倉庫(面積約1万m2)で火災が発生、全焼した。
被害額は約5億8000万円と推定されている。 日通は2014年にもハノイ市で自社倉庫を全焼させている。
同社の工場の数千平方メートルが焼失した。
当時、2013年から翌年にかけてユニチャーム系列の工場や電子部品のメイコー工場などで相次いで火災が発生し、日系工場から電気設備の点検の相談が持ち込まれたことが、私が今のビジネスの立ち上げの切っ掛けになった。
南部でもベトナムスズキ工場で火災が発生、ビエンホア市の倉庫が全焼したが、全国で工場火災が頻繁に発生している。 SGX JAPANを立ち上げた頃である。 ベトナムでは火災原因の51%が電気とされ、次いで裸火17%、放火14%となっている(IFCCA報告 2017)。
日本では電気が原因の火災は5%以下なので、ベトナムで火災を防止するには、施設側で電気設備の点検と安全対策が強く求められといってよいだろう。
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